
現代アートという幻
皆さんはデュシャンの『泉』という作品をご存じだろうか?
この作品は現代アートの出発点とされる作品で、世界中で知られている伝説的な作品です。
なんとこの作品、便器に名前を書いただけというとんでもない作品なのです!!
こんなもんがアートなわけないだろ!!と思うのですが、何を隠そう、この作品こそが現代アートの出発点なのです。
そういうわけで現代アートと呼ばれる作品は、『泉』のようなおかしな作品がとても多いです。
アートはオワコン
そんなおかしな作品だらけになったアート業界。
どうしてアートはこうなってしまったのでしょうか?
こうした現在のアート業界に対して、とても納得のできる意見を岡田斗司夫さんが自身の配信の中でされていました。
「芸術の本質はライトノベルの表紙みたいなもんだ!」
岡田さんの主張を私なりにまとめると
ライトノベルの表紙のようなキレイな絵を描ける人が昔はとても少なく、希少性が高かった。
それゆえに、絵描きは評価され、絵を描くことがアートとしての地位を確立した。
しかし、現代ではうまい絵を描ける人はたくさんいるし、印刷技術も普及して、誰でもキレイな絵を見れるようになった。
それじゃあ、アートが持っていた価値はないじゃん!
そのせいで、きれいな絵を描くようなアートはオワコン化してしまいました。
そこで現代アートはキレイな絵を描くことから離れて、おかしな作品を作る方向へシフトしたのです。
アート=宗教じゃね?
この岡田斗司夫さんの意見は私にとって、とても納得できるものでした。
では、アートが本来持っていた価値がなくなってしまった現代で、なぜアートが生き残っているのでしょうか?
それはアートが宗教だからだ!
私はこのように考えました。
どうしてこうなるのか説明していきます。
アートの持っていた価値はライトノベルの表紙みたいなものによってなくなりました。
しかし、アートにはライトノベルの表紙とは違う点があります。
それは権威です。
アートはライトノベルの表紙のように、大衆によって消費されるものではなく、美術館や富裕層の手に渡って保管されるものとなりました。
これにより「なんか美術館とか金持ちが持ってるんだ。アートはすごいんだ!なんでか知らんけど…」みたいな考えが定着しました。
これにより、アートのもともと持っていた希少性などの価値を、人々の妄想によってもう一度作り出したのです!
そして、これは宗教に似ています。
宗教が宗教として成り立つには、信者が神を信仰することが必要です。
当然、信者がいなくなれば宗教は破綻してしまいます。
アートも宗教と同様に、アートはなんかすごいと思っていると大衆がいることで、つまり、アートを信仰する信者がいることによって成り立っていると言えます。
逆に言えば、大衆がアートの価値がないことに気づけば、アートは消滅してしまします。
何とかそれっぽい権威付けによって保たれているアートはとても脆く、今すぐにでも壊れてしまうように思えます。
アートを信じれば救われる!?
アート=宗教であり、アートは今にも崩れてしまいそうですが、本当にアートがなくなってもよいのでしょうか?
私は考えました。
アートを信じれば救われるのではないか!
なぜか。
アートの市場規模、美術館の価値、アートに携わる人数などなど…
これらを考えると、アートが消滅した場合、かなりの被害が出るのではないか…
アートが消失することは、そこに関係する人達が皆生きづらくなってしまうのではないか…
このままアートが続けばこれらの被害は出なくて済むんじゃないか?
てなわけで、私はアート教に入信することに決めました!
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
アートはオワコンから始まり、アート教に入信した私ですが、正月は神社に行くし、クリスマスも祝うし、お盆もやりますw
「君は何教なんだい?」とキリスト教やイスラム教の信者の人に言われたらこう返してやりましょう。
「Youは本当に一神教の信者かい?」
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